街を歩いているとほのかに匂う甘い香り。
そうです。秋の香木「キンモクセイ」が一斉に咲き始めました。
花の咲くこの時期にいつも思うのですが、キンモクセイってとにかく数が多いですよね!
派手なオレンジ色の花が咲いて目立つということもありますが、あちこちに植えられているのが分かります。
そして、あの独特な甘くて強い香りは昔トイレの芳香剤によく使われていたため「トイレの臭い」を連想してしまう方が多く、結構好き嫌いが分かれる香りなんですよね。
ちなみにキンモクセイは秋の香木ですが、他の季節はご存知でしょうか?
・春~沈丁花(ジンチョウゲ)
・夏~梔子(クチナシ)
・秋~金木犀(キンモクセイ)
・冬~蝋梅(ロウバイ)
となっていて、これらをまとめて四大香木と言われています。
ロウバイはそんなに匂いが強い印象はないですが、ジンチョウゲやクチナシはキンモクセイと同じような強くて甘~い香りがしますね。
ただ、木の大きさや数の多さからするとキンモクセイが断トツの一番なので、香りの苦手な方からするとこの時期はちょっと大変かも知れません。
キンモクセイは大体10月一杯ぐらいまで咲くのでもうしばらくご辛抱下さい!