夕暮れ時のシマトネリコの写真。
ちょうどこの時期に白っぽい小さな花を咲かせます。
シマトネリコの花言葉は、偉大・荘厳・高潔・服従など昔の王族を思わせるような仰々しい言葉が並んでいるのですが、その花はなんとも地味で平民のような質素な雰囲気を醸し出しています(笑)
最近、シマトネリコの木にカブトムシやクワガタが好んでやってくるということがニュースになっているそうです。
これは樹皮を捲ると出てくる樹液がカブトムシたちの好物のようなんですが、たくさん集まりすぎて木がボロボロになってしまったという事例もあるようなので、木にとってはあまり喜ばしいことではなさそうですね。
このニュースを知ってふと思い出したことが一つ。
2,3年前うちにもカブトムシがやってきたことがありました。
その子はコンクリート製の沓脱石の上に何日かじっとしていて何処にも行かないので、急遽ウチのオカメインコたちが雛の時に使っていた水槽で飼うことにしたのですが、あの子はウチにあるシマトネリコに惹かれてやって来たのかも知れませんね。
夏は元気一杯にわが家で過ごしたカブトムシの「カブちゃん」ですが、やはりカブトムシの宿命で秋も深まった頃には動かなくなってしまいました。
そしてカブちゃんはヤマモモの木の下に埋めてあげたのですが、今思えばシマトネリコの下が良かったと思っているでしょう。
生まれ変わってまたウチに来たら、今度はシマトネリコの下にしようね。