ヒルザキツキミソウ

5~7月頃になるとよく見かけるこの花、皆さんご存知でしょうか。

別名「桃色月見草」とも呼ばれ、薄いピンク色の綺麗な花が咲きます。

この花は特別珍しいものでも何でもなく、その辺の道端や空き地などに生えているのですが見た目の可愛さからか意外とファンが多く人気者です。

ウチの嫁さんも前々から綺麗だの可愛いだのと言っていたので近くの空き地に生えていたのを少し持ってきて鉢に植えてあげました。

ところがこれがすぐに枯れてしまうんですよね。

空き地や街路の植え込みなど過酷な状況でも平気で咲き誇っているのに何故だろうと調べてみると、どうやら根が傷つきやすいようで、移植を極端に嫌うようです。

その為、もし移植するのであればかなり慎重に土ごと移動してこないと難しいです。

ウチの鉢に移植したものも殆どは枯れてしまいましたが、何とか生き残った数本が種を付けて地面にこぼれ落ち、そして新たな芽が出て2年程して大分根付いてきました。

肥料も手間もいらずに放任しておけば毎年綺麗な花を咲かせてくれる「桃色月見草」。

もし欲しい方が居ましたら園芸店には置いていないので、花が咲いた後にできる鞘に種が入っているのでそれを撒くのがお勧めです。