日野市にある多摩動物公園にて撮影。
夏真っ盛りのこの時期。夏を代表する花「サルスベリ」がサル園の横に見事に咲いていました。(左下に小さく見えるのは子サルさん達です)
木登り上手なサルが落ちるほど滑りやすいことで有名な木ですが、本当にそうなのでしょうか?
植木屋目線でサルスベリを見ると、木自体が固くて折れにくく、かなり細い枝にも乗ることができる上に、枝数も多すぎも少なすぎもせず、また幹自体も自然に湾曲しています。
そして最大の特徴である滑りやすさも、確かにあの樹皮で杉の木にように真っ直ぐ上に伸びていたら困ってしまいますが、樹形がそうならない分、逆に服に引っかかったりすることがなく、どちらかというと登りやすい方の木だと思います。
ですから恐らくサルたちは何の苦も無く登っていくと思いますね。
皆さんも機会があったら是非サルスベリに挑戦してみま・・・しないしない(笑)